Here comes Arielle

2022.11.24

Arielle来日/Here comes Arielle

 

 コロラド州立大学(CSU)の博士課程学生 Arielle Hayさんが10月29日に札幌に到着しました。11月28日まで1ヶ月間、インターンとして、当研究室で研究をしています。Arielleは、CSUのDr. ZabelとDr. Morenoの大学院生で、間葉系幹細胞によるプリオン病の治療に関する研究をしています。CSUと北大獣医では、教員、大学院生、学部学生の相互交流を通じて、教育研究等の学術交流を推進しています。これまで、獣医学院/国際感染症学院では、合計10名近い大学院生がCSUでインターンシップを実施していますが、獣医学研究院でCSUのインターンを受け入れるのは2019年に続き2人目です。

 Arielleは当教室で、間葉系幹細胞の培養、初代培養神経細胞の作製、PrPSc特染色、RNAScopeによる変性神経細胞の解析などを実施しています。休日を利用して、ボルダリング、山登り、観光など、精力的に活動しており、勿論、日本の食文化も楽しんでいます。時間が過ぎるのは早く、Arielleの滞在も残すところ1週間となりました。海外の大学院生の受け入れは、研究室にとっても新鮮で、大学院生達も良い刺激を受けています。もっと長く滞在してないかなと思う次第です。私たちが大学院生をインターンシップに送るときも、受け入れ側は、そう感じているのかも知れません。インターン(大学院生)、受け入れ側、ともに大きなメリットがあるので、可能な限り継続できればと思います。

 当研究室に来てくれたArielleに感謝です。Arielleにとっても、研究と日常生活の両面で貴重な経験になったことと思います。また、献身的にArielleの生活を支援してくれた研究室の皆さんにも感謝です。次は貴方の番ですよ。

 

 共焦点レーザー顕微鏡で、初代培養神経細胞に蓄積したPrPScを解析

 

RNA scopeの仕込み中

 

洞爺湖にて

 

お寿司おいしかったでしょうか?

 

Arielleの指導教員もこうなりました

 

江戸時代にタイムスリップしてきました